医療コラム
今年の冬はインフルエンザに対して最大限の警戒を!
みなさん、こんにちは!
今年もインフルエンザワクチン接種の時期がやってきました。
今年のインフルエンザは例年よりも警戒度を一段階(いやもっとかな。。。)上げた方がよさそうです。
【世界のインフルエンザ発生状況】
コロナ禍は人の往来が制限されたこと、マスク着用が徹底されたことにより、
各国ともにインフルエンザ感染者数が大幅に減少していました。
コロナによる制限が各国で解除となった今、インフルエンザ大流行に対する警戒が世界中で高まっています。
最新のインフルエンザの発生状況は下記の図の通りです(2023年8月現在)。
黄色になっている国はインフルエンザの発生率が高い国です。
ベトナムを含む東南アジアは現時点ですでに比較的インフルエンザの発生率が高い状況にあります。
日本でも夏季インフルエンザ流行により学級閉鎖となったところもあるようです。これは例年にない異常事態です。
こうなると、最も流行する冬季のインフルエンザ発生率はどうなっちゃうの⁈と戦々恐々です。
【インフルエンザには予防接種が有効!】
インフルエンザウイルスは、発熱、咳、鼻水、頭痛、筋肉痛などの症状を引き起こします。
このインフルエンザウイルスの感染を予防し、重症化を防ぐためにも、インフルエンザワクチンが有効です!
当院のインフルエンザワクチンは日本と同様に4種類の株(A,Bそれぞれ2株ずつ: 4価ワクチン)に有効な製品です。
インフルエンザワクチンは接種から2-4週後に十分な免疫がつき、その有効期間はおよそ5カ月といわれています。
10月中旬~12月中旬までに接種されることをお勧めします。
なお、当院のワクチンは9歳未満のお子様は2回接種(1か月間隔)が必要ですので、
11月中旬までには1回目の接種を行うことをお勧めします。
冬季の大流行にそなえ、毎年接種されている方も、いつもは接種しない方も、ぜひワクチン接種をご検討ください。
すでに、インフルエンザ感染率は上昇しておりますので、クリニックにお越しの際は、マスクの着用を推奨します。
※すべてのワクチンは在庫に限りがありますので、ご希望の際はお早めにご予約ください:
✉ info@sakurahanoi.com