医療コラム
『乳幼児健診』
テトが明け、日常生活が再開して早や1ヶ月が経とうとしていますが、皆様お変わりありませんでしょうか?そんな中、当クリニックには3月から若い新スタッフが加わりました。宮崎県出身の蕪真愛(かぶらまな)さんで、今のところ(?)おしとやかな感じの女性です。クリニックでは主にマーケティング担当ですが、毎週土曜日は受付の仕事を手伝ってくれますので、皆様にお世話になる機会もあるかと思います。大分にも住んでいたことがあるそうなので、九州出身の方は是非気軽に声をかけてあげてください。また近々、当クリニックのFacebookでもデビューしてもらう予定になっていますので、どうぞ宜しくお願い致します。
さて、今日は乳幼児健診のお話です。最近日本の年度変わりのせいか、乳幼児健診に関する問い合わせが増えています。そもそもその実施タイミングですが、日本では自治体によって異なるためわかりにくくなっています。一般には、
・母の産後健診と同じタイミングに行われる1ヶ月児健診
・最も異常が発見されやすい月齢である4,7,10ヶ月児健診
・乳児から幼児に変わるタイミングの12ヶ月健診
・そして(日本の)法律で義務付けられている1歳6ヶ月児健診、3歳児健診
になります。1ヶ月児健診と1歳6ヶ月児健診を必須とすると、その間の4回に関してはいずれか1-2回を公費助成している自治体が多いようです。当クリニックではご両親の希望に沿ったタイミングでの乳幼児健診を行っていますが、健常児の場合、少なくとも10ヶ月児健診を受診することをお勧めします。また出生時や新生児期に何らかの医学的処置が必要であったお子様に関しては、その程度に応じて健診頻度を増やす必要がありますので、ご相談ください。
当クリニックの乳幼児健診は日本と同一の健診内容、方式で行っており、母子手帳にも記載します。何らかの異常が認められた場合、再診とするか、ハノイ市内のしかるべき医療機関をご紹介しますのでご安心ください。また、1歳6ヶ月児健診、3歳児健診時には、歯科検診も同時受診されることをお勧めします。当クリニックは日本人歯科医師のいる歯科も併設されており、1回の受診ですべて完了します。ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。